ルクソール神殿にあるツタンカーメンと妻の像にラムセス2世の名前が彫られており、他にも他の王様のところにラムセスの名前に書き換えていた。これは「ロイヤル・カァ」という思想があり、「カァ」は生命力で死後は天に帰されるが「カァ」は王様から王様へ受け継がれていくというもので「カァ」は変わっていないから今の自分が過去の自分のものを書き換えても問題ないよねという思想だったという。さらに自分のは書き換えられないようにしていて、大エジプト博物館にあるオベリスクにもラムセス2世の名前が彫られているが、その場所は底面でオベリスクをひっくり返さないと書き換えることはできない。