- 出演者
- 富澤たけし(サンドウィッチマン) 伊達みきお(サンドウィッチマン) 芦田愛菜 安達祐実 阿川佐和子
オープニング映像。
海外プロジェクト第5弾、今回の舞台はエジプトで会いにいくのはミイラで向かったのは古代エジプト博士ちゃんの田中環子ちゃん。環子ちゃんはおウチで魚のミイラ作りを作ったり、学校の図工の授業でブロンズのツタンカーメン像を作ったりしていた。さらに食事もティラピアを使ったものを食べたりししている。そして最終的にはミイラになりたいと話していた。元々のきっかけは6歳の時に「エジプト」という絵本と出会い、そこからハマったという。そして2年半前に人生初となるエジプトへ向かいスフィンクスなどを見て回った。しかし前回の旅で叶わなかったどうしても相対古代エジプトの王様がいた。それがラムレス2世で現存する神殿の多くはラムセス2世が建造させたものでザヒ・ハワス博士もラムセス2世がツタンカーメンより有名なのは間違いないと話していた。
ファラオ在位期間はツタンカーメンが約9年に対してラムセス2世は約66年でミイラが新しい博物館に移動する際には市内で大パレードが行われるなど死後3000年が経ったいまでも国民から絶大な支持を受けている。また「ACNラムセス大王展」はアメリカなど世界ツアーとして開催されるなど世界中で注目されている。そんなラムセス2世の秘密を探るため人生2回目となるエジプトへ向かった。
ラムセス2世について芦田愛菜は知ってると話す。エジプトについて阿川佐和子さんは30年以上前に行ったが環子ちゃんと一緒に行けばよかったと話す。安達祐実さんは出会って情熱を傾けるかは人によって違い、その時点で才能を持っていると話した。田中環子さんがモニターで登場。現在15歳で中学3年であるなど話した。4年前の魚のミイラは今もあり3000年とっておくつもりと話した。お母さんの章子さんも同席しており、エジプトにハマって困った点としてミイラ作りで見たこともない巨大なハエに遭遇したことがあるという。ハエについてエジプトでは勇敢なあかしで戦場で功績をあげるとハエのネックレスが授与されたという。読ませた「エジプト」の作者であるかこさとしやさんの作品は他にも読ませていて想像以上にハマってしまったという。
エジプトについて伊達のイメージとしてはツタンカーメンやクレオパトラがあると話し、ラムセス2世について当時から現在まで人気の王様でとにかく強くてカリスマ性に溢れている国を繁栄に導いた王様で王様在位期間は最長。
エジプト・アスワンへと降り立った環子ちゃん。環子ちゃんの目的地は「アブ・シンベル神殿」と話す。今回の旅の最大の目的はラムセス2世のミイラと対面することでそのまえにエジプトの5つの世界遺産を巡る。案内をしてくれるのは情報局の役人で遺跡の撮影を管理しているという。車で4時間国境沿いの街へ移動。この時点で日本を出発して30時間が経過していて、アブ・シンベル神殿へは明日向かうことになった。
翌朝、アブ・シンベル神殿へ向かう。アブ・シンベル神殿について世界遺産のきっかけになった建物でエジプトでも規格外の神殿と話す。
アブ・シンベル神殿には1日6000人の観光客が訪れていて駐車場には多くの観光バスが停まっていた。神殿所長のモハメドさんと合流。環子ちゃんについて前回のロケしている映像で有名であると話した。チケットを購入しその際の言葉も流暢であると褒められる。まず見えてきたのは高さ約30mの神殿の裏側で歩くこと7分、表側が見えた。アブ・シンベル神殿の入口にある巨大な4つの像はすべてラムセス2世だという。そもそも神殿は神を祀る場所であるがラムセス2世はアブ・シンベル神殿で自分を祀った。神殿は日本では縄文時代にあたる約3000年前に建造されたもので高さ30m、横幅35m、奥行き49mで4つの像は即位した頃、戦いに明け暮れた頃など異なっている。すると環子ちゃんは崩れてしまっているラムセス2世の像の耳の大きさを測った。前回もスフィンクスなどの手の部分などを測定しており、また世界遺産博士の山本・リシャール登眞さんも芸術を見る時は大きさを大事にしていると話していた。
アブ・シンベル神殿は巨大な岩山をくり抜いて作られている。ここで移動中に環子ちゃんはもしラムセス2世が教師ならと妄想トークしていて、歴史を学びたいが熱血タイプの体育教師だと思うと話していた。さらに入口の端っこの方へ移動した環子ちゃんはレリーフをあるがよく見えず、さらに柵が設置されていたが現地ガイドが特別に巨像の真下に入らせてもらった。
アブ・シンベル神殿を見学する環子ちゃんは特別に巨像の真下に入らせてもらった。刻まれたのはヒエログリフでカルトゥーシュと呼ばれる場所は王家の名前しか書けないと話し、象形文字は少し読めると話した。アブ・シンベルのましたエリアではラムセス2世の息子の肖像も発見。髪型について子供の頃のみする髪型があるやラムセス2世は赤毛と言われ、金髪に染めていたとされると話す。
さらに先程気になっていた像の脇のレリーフに近づいて良いとことで接近。レリーフにはラムセス2世のホルス神が描かれており、おそらく神様にラムレスが供物を捧げているとされる。しかしその壁画の周りなどにラムセス2世の名前が刻まれてまくっていた。そして入口へ移動。入口には捕虜が描かれており、戦いの時にこれだけの捕虜を連れてきたというのを現していると考えられる。レリーフには自身の強さを描いており、ナルメルという王のパレットには首を斬って、その人の足の間に置くというのを描かき強さを現している。ラムレスは首を斬らず、強さを現しているのも性格を現しているという。ラムセス2世は戦った後、相手の組織の吸収や合併も行い自軍に登用して最強軍団を編成していたとされる。まだ入らない環子ちゃん。壁の感じが異なる場所は古代の人が修復した跡であると説明した。
アブ・シンベル神殿に中々入らなかった環子ちゃん。入口だけでも詰まりすぎていたと話すと富澤は博士ちゃんあるあるであると話した。エジプトの記録が多く残されてる理由について乾燥しやすいため腐らず、遺跡も残りやすかったのではと話す。エジプトの神々について実は今でも全員見つかっていないくらい多神教であると話した。伊達は何より驚いたのは象形文字を読んだことであると話した。ちなみにヒエログリフも書け、今回芦田愛菜とサンドの名前を書いて来たと紹介した。
アブ・シンベル神殿の内部へ向かった環子ちゃん。出迎えてくれたのは高さ10mの8体のラムセス像。その先にはラムセスや王妃の壁画が描かれた列柱室があり、信仰や政治の儀式を行う場所とされる。像にはラムセスの名前が多く書かれている。さらに最強っぷりを表しているのが捕虜の髪を掴んだり、敵兵と弓をひく自身の姿などが刻まれていた。領土を取り戻すために行われた第1回シリア戦争では進軍している時に敵を捕虜として捕まえ情報を聞き出すがウソを伝えられ奇襲を仕掛けられた際、ラムセス2世がライオンとともに出陣し敵の戦車2500台のうち1000台を倒したという逸話を残している。その戦争が終わると世界最古と言われる平和条約が結ばれたという。環子ちゃんは武力だけではなく和平の考えにたどりつけることが尊敬できるポイントと話した。その和平条約はカルナック神殿の壁に刻まれている。
環子はし誰も目もくれない壁の一部を凝視する。見ていたのは壁画を彫った職人の名前。多くは裏方の名前は出さないがラムセス2世は許可を出しており寛大さがわかると話す。モハメドさんもこんあところを見に来た人は初めてと話した。続いて一番奥の至聖所と呼ばれる場所で環子ちゃんは建築王としても偉大と話す。
アブ・シンベル神殿を見学する環子ちゃん。訪れたのは一番奥にある神々を祀る最も神聖な部屋「至聖所」。奥にはラムセス2世とラー・ホルアクティなど3柱の像が設置されていた。一番左のプタハは地下の神とされ10月22日と2月22日は入口から吹き抜けており、太陽が降りて来た時だけ他の3にだけが焦点が合うように計算されて作られている。結果、右から2番目に設置されているラムセスが中心になる。
アブ・シンベル神殿の外側へ出た環子ちゃん。すると観光客から話しかけられた。番組を見てエジプトに来たとエジプト好きの間で有名になっていた。続いて訪れたのはアブ・シンベル少神殿。少神殿はラムセスが妻のために造った神殿で妻に神殿を造った王様はほぼいないと環子ちゃんは話した。入口の右と左から2番目にあるのが王妃ネフェルタリの像で高さ10mの巨像が立ち並ぶ岩窟神殿となっている。環子ちゃんは妻への愛は伝わるなど話す。王妃の像を自分で挟んでおり、王妃のためだけど自分の方が多い。また像は大きさが一緒で妻と自分を同等に見ていて、それ自体も古代エジプトでは珍しかったという。
アブ・シンベル神殿が世界遺産のキッカケとなった理由としてナイル川が当時氾濫していてダムを作る計画が出る。神殿はもっと下にあり、そのままだとダム湖に沈んでしまうため神殿を守るために65m台に移築した。その工事方法は800パーツに切り分けて上に運んで組み立てるというものだった。
アブ・シンベル神殿を移築するための工事方法は800パーツに切り分けて上に運んで組み立てるというもので、その当時の映像が公開された。そのため、現在の遺跡には切られた跡が残されていた。工事は約4年半かけて行い移築は成功した。
ここまでのVTRを振り返りトーク。移築について安達さんは知らなかったが芦田さんは知っていたと話す。神殿の前にラムセスの頭が落ちていた事について元々下に移築する前から落ちててそこも再現していると話した。アブ・シンベル神殿で一番感動したことについて聞くと環子ちゃんは捕虜のレリーフは上エジプトと下エジプトの統一のレリーフで大きいので運んだら危ないと切って運ぼうとしたが考古学者の人が「それだけは絶対ダメ」と止め、危険を承知の上で丁寧に運んだという。アブ・シンベル神殿には色が残っていたりしてい、色が完璧な状態を再現したCG映像があると公開された。当時現在のような塗料がなく色のついた鉱石をすり潰し塗ったといわれている。