「かがくの里」に建てられた母屋。その茅葺き屋根は現在、昆虫が出会いや産卵などに利用できる「インセクトホテル」になっている。筒型の空洞はツツハナバチの巣に。巣に花粉をためていき、そこに産卵。孵化した幼虫はその花粉を食べて成長する。適から守るため、筒の先端は泥で蓋されている。天敵は寄生蜂のシリアゲコバチ。長い産卵管で別種の幼虫に卵を産み付け餌にする習性がある。この屋根は茅が密集しており、これを防ぐのに最適。
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