- 出演者
- 所ジョージ 佐藤真知子
オープニング映像。
今回はGOOD FOR THE PLANETのキャンペーンウィーク。地球にいいこと、人にいいことを視聴者と一緒に考えていく。今回は隈研吾と一緒に母屋を見学SP。さらに菜園の野菜を紹介。
- キーワード
- ツツハナバチ
今回はGOOD FOR THE PLANETのキャンペーンウィーク。地球にいいこと、人にいいことを視聴者と一緒に考えていく。今回は隈研吾と一緒に母屋を見学SP。さらに菜園の野菜を紹介。佐藤達雄さんは肥料や農薬を使わない栽培の開発をしている。作物についてドでかいキャベツが収穫できるというが札幌大球という種類は通常の5倍、直径50センチ。北海道の郷土料理のニシン漬けにあわせ大きく育つように品種改良されたもの。そこで札幌大球の苗を里に植えた。また里にこのキャベツを植えることは研究にも役立つというが病気の菌をとりたいという。順調に育てば夏には育てることができる。さらにもう一つはピーマン。これもまらドでかピーマンだという。とんがりパワーは栄養価も高く肉厚で、苦味が少ないのは特徴。おすすめの食べ方は肉詰めピーマン。これも里に植えた。
さらに大麦と小麦と育てる畑にやってきた。小麦はグルテンの元になるタンパク質を含むので、粉にしてパンや麺類に加工されることが多く、大麦は麦ごはんや二条大麦はビールの原料に。2024年11月には専門家とともに麦界のコシヒカリこと農林61号ともちもちした食感の大麦のもち絹香。もち絹は新品種で色が悪くなるのが改善されている。栃木県産の県内限定で栽培されているが今回は特別に許可を得て栽培。しかし連日の雨でぬかるんでいる畑。現状植えるには厳しいということで土の状態の改善をまつことに。12月上旬にコンディションを確認し植えていく。麦は稲を作らずにそのまま撒くが土の表面が固いとタネから芽が出ても地中にのびにくいためにしっかり土を耕す必要がある。手押し式の種まき機で小麦と大麦をまいていく。12月下旬、様子をみにいくと芽が出ているが雨がふらず根っこがだめになっているという。これは水分不足と気温の低下によるもの。水をたっぷりやり、経過をみる。1月に入ると、雨もふり、その下旬には嬉しい変化が!
1月に下旬に畑をみると芽が地中から伸びてきた。その後麦踏みという作業を行うが、麦を足で踏んでいく作業で、踏むと冬に霜柱がたつことで麦が根ごと持ち上げられないように踏んで土に密着させる必要があるという。穂の赤ちゃんの幼穂が一番寒い時期にできると凍結してしまい死んでしまう。凍結を遅らせ少しでもあたたかい時期にできるようにしている。麦踏みは3回から4回する必要があり、それを行うと肥料をまいていく。そして麦もどんどん大きくなっていき。初夏には美しい穂をつけた。また11年目にして小梅を発見。8年前に専門家が指摘するまで気付かなかった梅の木が発見。その梅も収穫。小梅は酸味が梅よりも強く梅干しに加工される。昔から弁当に入れるのは梅干しには食中毒菌の増殖を抑制する効果もあるため。
次に米のエリアへ。ゆうだい21とにじのきらめきを植えた。準備を始めたのは3月で、まずは秋の収穫後にはえてきたひこばえを切り刻む。こうすることで作業をしやすくなり、速く肥料になる。4月には崩れた畦を修理。群馬県嬬恋村の中にあるいきものの森の入口付近にあったカラマツを整備のために伐採し、かがくの里でつかってほしいと加工されて届けられた。カラマツは耐水性に優れているため田んぼに利用。整備を進め、5月には毎年恒例の田植えをした。最近話題の米不足の問題では猛暑による品質の低下が理由の一つ。植える2つの品種は近年の気象を考えたうえでの対応策で選んだもの。今回の品種はどちらも高温に強い。にじのきらめきは通常の栽培品種の1.2倍から1.4倍の収穫量。背丈が短く倒れにくく味も良い。
里で採れた野菜をいただく。露久保はシイタケを干してつくだ煮にして昨年収穫したゆうだい21でおむすびにしたという。このシイタケを阿部が持ちかえり、4日干した。それを水で戻せば旨味がぎゅっとつまったシイタケに。戻したシイタケを細かく刻んでしょう油、みりんをいれて強めの中火で炒めていく。煮汁が少なくなるまで味を染み込ませる。干しシイタケには三大旨味成分のグアニル酸があるが、それは干すことでしかつくられない。さらにグアニル酸がしょう油に含まれるグルタミン酸とあわさって旨味の相乗効果になる。それをご飯に混ぜ込んで干しシイタケのつくだ煮おむすびの完成。出演者たちが実食した。
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- ゆうだい21
次回の「所さんの目がテン!」の番組宣伝。