2025年4月27日放送 7:00 - 7:30 日本テレビ

所さんの目がテン!
隈研吾さんこだわりの美しい流線形の茅葺き屋根が完成!

出演者
所ジョージ 阿部健一(セバスチャン) 三浦一馬(シイナ) 五島麻依子(大吟嬢) 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

所さんの目がテン!
今回は…

里山の再生を目指して森の整備など地元や科学者たちと一緒に協力し今では多種多様な生き物が訪れる緑豊かな里山に。そして母屋プロジェクトは2022年にスタート。建築家の隈研吾さんの設計の元、2024年には茅葺き職人が茅葺きをのせるための下地づくりが完成。その屋根のてっぺんに重しを押せるのが土。屋根の頂上部分に土をのせて、その土に植物を植えて根を張らせ、土が流されたり飛ばされたりしないようにする方芝棟という方法。バケツ70杯分の土をのせた。そして茅葺き屋根が完成。茅葺き屋根の最後の仕上げは刈り込み作業。特殊な円形の屋根に茅葺き職人たちが挑む。

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かがくの里隈研吾
かがくの里 かやぶき屋根最終工程 屋根の刈り込み

茅葺き屋根の刈り込みを行う。茅葺き屋根の表面を美しく整えていく最後の仕上げ作業。組まれている足場をてっぺんからはずしながら上から下へ、刈り込んでいく。ボサボサな状況だが、茅が飛び出していく場所をカギ棒と言う道具で押し込んでいく。さらに、茅が少ない部分には、新たに茅を差し込んで隙間をなくしていく。形を整えハサミで切る。茅の刈り込み専用の屋根バサミでカット。しかし、今回は特殊な円形屋根のために刈るには注意がいる。円形の屋根のカーブにあわせ刈りこむ高さを変化サせる必要がある。なれない特殊な屋根の作業に、職人も試行錯誤。四角い屋根の場合どこを見ても形は同じ。決めた角度を守って平良に刈り込んでいけばいいのだが、丸くて形も不規則な母屋は場所によって刈る場所が変化するので全体像をイメージしながらその場所に最適な角度でカットしていく。次に選定用のバリカンで茅をカット。ボサボサだった茅はキレイに整えられた。しかし小椋さんは下に行くにつれて刈るのが難しくなっていくという。

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かがくの里三内丸山遺跡筑波大学

母屋の屋根は急なカーブや緩やかなカーブが混合しており、べテランの職人でも刈るのが難しい。職人たちは感覚を研ぎ澄まし。隈研吾デザインに近づける。刈り込みで最も重要なのは軒先と軒裏の部分。やってきたのは隈研吾事務所の平林航一。その数日前に隈研吾が実際に母屋をみた。内装の打ち合わせと軒先と軒裏の仕上げ方について打ち合わせ。そこには隈研吾ならではのこだわりがあった。

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隈研吾建築都市設計事務所
かがくの里 かやぶき屋根完成SP 隈研吾さんが母屋の状況を確認

母屋の刈り込み方に隈研吾ならではのこだわりが。全体がガラス面になる開口部前方から玄関までの軒先と軒裏は、水平ではなく少しめくれ上がったようにしたい。人を迎え入れるような屋根にしたいと、ビジョンを伝えた。隈研吾がイメージする軒の形に沿って平林さんと具体的なラインをきめていく。赤い紐を目安にカットしていく。慎重な作業がおわり、仕上げの最終段階へ。阿部と三浦が挑戦した。さらに軒裏は斜めになっている軒先にあわせて斜めにカットしていく必要がある。この斜め刈りに職人も大苦戦したが無事に刈り込みが終わった。5層出できている軒裏は1層目はアサガラ、2層目は稲わら3、4層目はススキ。5層目は水切り茅というきれいに整えた茅を使用。最後の工程の刈り込みが終了した。

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アサガラススキ稲わら隈研吾建築都市設計事務所
かがくの里 屋根に植物を植える芝棟 何を植える?

母屋の棟に土を乗せたが大事なのはその芝棟に何を植えるか?筑波大学の安藤名誉教授は芝棟に向いている植物に、根が張って小型の多年草、花が愛らしいものが良いという。かがくの里ではイチハツが向いていると答えた。イチハツは、アヤメ科の植物。根が太く乾燥に強いので乾いた土にも生える。イチハツは9月に植えて5月に咲くものだが、2月にはなかなか手に入らなかったが準備してくれたのが、おだがねのタネぼ小田金さん。また花言葉は火の用心。茅の下にある土を掘り起こし、イチハツを植えて完成した。

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おだがねのタネイチハツ筑波大学茨城県隈研吾建築都市設計事務所
(エンディング)
次回予告

次回の「所さんの目がテン!」の番組宣伝。

配信情報

番組はTVer・huluで配信。

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