パリオリンピック開幕まで2日。今大会は32競技329種目が行われる。地元・パリの人たちはどの競技に注目しているのか聞くとバスケやトライアスロンとマラソンスイミングが行われるセーヌ川での競技、最も人気だったのは柔道だった。フランスは世界選手権9度の優勝を誇るテディ・リネール選手や最強と名高い阿部詩を唯一破った外国人アマンディーヌ・ブシャール選手を要する柔道大国でオリンピックでの金メダル獲得数は16個、これは日本に次いで2番目。住田アナがフランス柔道「人気」の秘密を探るべく地元の道場を取材。フランスでは小学生以下の半数以上が柔道を経験、フランスの柔道競技人口は日本の4倍以上の53万人だという。練習風景は日本と同じく礼に始まり礼に終わる。日本と同様、フランスの親たちも相手を尊敬する心や礼儀作法を学ぶことに期待している。