前回の東京オリンピックから採用されている「柔道混合団体」は先に4勝したチームの勝利となる。2回戦では阿部詩選手がスペイン代表の選手と勝負。合わせ技一本で勝利した。準決勝のドイツ戦ではウルフアロン選手や高山莉加選手らが躍動し決勝へと進む。決勝では開催国のフランス代表との対戦。日本は村尾選手と高山選手、角田選手らが勝利し、3対3になり、抽選によって階級を決める代表選にもつれた。抽選の結果、男子90キロを超えるクラスで斉藤立選手とテディ・リネール選手が対戦することに。斎藤選手の父は五輪2連覇の故・斉藤仁さん。母・美恵子さんは会場で応援。およそ6分の激闘の末、テディ・リネール選手が勝利。日本は3対4でフランスに敗れ、2大会連続の銀メダルに終わった。