イランの発電所などへの軍事攻撃を、5日間延期するよう国防総省に指示したトランプ大統領は、イランとの有意義な協議を行ったからだと主張した。協議はイラン側の電話を受けて、ウィトコフ特使とクシュナー氏が行ったとしている。米ニュースサイト「アクシオス」がイスラエル当局者の話として、ウィトコフ特使らが接触しているのは、イラン議会のガリバフ議長だと伝えた。ガリバフ議長は、イラン・イラク戦争では、革命防衛隊の空軍司令官で、保守強硬派の政治家。軍事作戦以降、メディアなどで徹底抗戦を呼びかけ、アメリカやイスラエルへの非難を展開している。政治専門サイト「ポリティコ」はトランプ政権関係者の話として、ガリバフ氏はイランを率いて、アメリカと交渉する上で協力可能な人物とみていると伝えた。イスラエルのネタニヤフ首相は、トランプ大統領は合意によって、戦争の目標を達成する可能性があると確信していると述べ、イスラエルの重要な利益も守ることになるという認識を示した。イラン側は協議自体を否定している。イラン議会のガリバフ議長は、アメリカとの交渉は行われていない。フェイクニュースの狙いは、金融市場と石油市場を操作し、アメリカとイスラエルが陥っている、泥沼から逃れることだとSNSに投稿している。国営通信の報道も、イラン外務省のバガイ報道官が、過去24日間にアメリカとの交渉や対話は一切無かったと明らかにしたと報じた。
