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- バカリズム 林修 斎藤ちはる 伊沢拓司 武田真治 村上佳菜子 伊集院光 黒島結菜
今年4月に仙台市の街中で相次いでクマが出没した。宮城県の4月のクマの目撃件数は138件で、4月では初のクマ出没警報が発令された。今年4月の秋田県のツキノワグマ目撃件数は395件と去年の4倍になった。日本各地を調べると4月は毎日のようにクマが出没。5月に入るとさらにクマの目撃情報は増え、人への被害も報告された。広島・佐伯区では住宅街に出没し、小中学校が臨時休校となった。青森ではビル内にクマが進入し、警察と猟友会で駆除した。6月2日には福島では人がクマに襲われる様子がカメラに捉えられ、宇都宮市では商店街に推定100キロのクマが出没。1~4月のクマ出没件数は2025年が1327件だったのに対して今年は2822件。酪農学園大学の佐藤教授は、昨年秋に街に出没したクマが今目撃されており去年と同じクマの可能性が高い、人里に出てきたクマが近くで冬眠するようになっている可能性もあると話した。ハンターの藤沼さんは、冬眠中のはずの2月にクマが出た、雪が溶けるのがすごく早いと話した。
今年のクマは大きいのが特徴。例年の冬眠明けのクマと比べても、2026年のクマは冬眠明けとは思えないほど丸々と太っている。ハンター藤沼さんも今年200キロ級のツキノワグマを捕獲した。
ハンター藤沼さんも今年200キロ級のツキノワグマを捕獲した。佐藤 教授は、今年のクマが大きい理由の1つは昨年秋に人里で今まで以上に栄養を蓄えて冬眠に入ったから、街に出てくるクマが増えたのは山の中のクマの数が増えたからと話した。日本全体のクマの推定生息数は2013年は1.8万頭ほどだったが、2026年には3倍の5.8万頭ほどにまで増加している。山の中のエサが不足したことで弱いクマがエサを求めて人里に下りてきているとみられている。
街中でクマが出やすい危険スポット1つ目は川の近く。クマはエサを求めて山から川沿いを歩いて下りてくる。今年5月には富山県の観光スポット称名滝周辺でクマが出没し、男性と女性が襲われ負傷した。岩手大学の山内先生が研究のため盛岡市の川沿いに設置したカメラには、母グマと子グマが映っていた。山内先生は、クマは身を隠すために川沿いを歩くと話した。川沿いを歩くだけでなく川を泳ぐクマも目撃されており、青森・野辺地町では漁港から200m離れた沖合を泳いでいた。佐藤教授は、北海道では利尻島まで泳いで渡ったクマがいると話した。
街中でクマが出やすい場所2つ目は、人間の食べ物がある場所。人がいる場所で食べ物を見つけ、味を覚えると何度もその場所に来る。クマがバーベキューのグリルを開けて肉を食べるイリノイ州の映像や、通りのゴミ箱を漁るイリノイ州のクマの映像を紹介した。山内先生は、クマは基本的に雑食と言われていて何でも食べる、栄養価が高いことを学習すると被害が収まらなくなる原因になると話した。
ゴミ箱を漁るクマを車の中から撮影していたらクマが車に接近してドアノブを開ける映像を紹介した。街中で特にクマが出やすい場所は、クマの通路である川の近くと人間の食べ物がある場所。佐藤教授は、森の中と同じような環境をエサを探しながら歩いてきて突然街中に出てしまうとパニック状態になる、人があまり怖くないと学習すると徐々に慣れて行動が大胆になると話した。ハンター藤沼さんは、10年前から増えてきてここ3年くらいは特にひどくなってきたと話した。近年の猛暑で山にエサがなくなり、クマが街へ下りてきていると言われている。
仙台市では相次いで街の中心部にクマが出没した。東京でも頻繁に出没し、青梅市やあきる野市などで目撃された。4月29日には八王子の住宅に出没した。クマの市街地出没のメカニズムに詳しい山崎晃司さんは、多摩川の河川敷を下って23区内に来る可能性もゼロではないが頻繁に起こることではない、来たからと言って区内に定着することはないと話した。ハンター歴37年の玉木康雄さんは、暗渠が続いていれば可能性はゼロではないと話した。山内先生は、23区内に来る可能性はない、移動する経路が遮断されている、人口密集地で昼も夜も人通りがあるので近寄らないと話した。佐藤教授は、可能性ゼロと言い切るのは難しいと話した。愛知・豊田市や札幌市でも出没している。佐藤教授は、街中で鈴の音を聞かせて逃げていくというのは森の中ほどはないと話した。
佐藤教授は、繁殖シーズンの6~7月には親子グマが街中に出没するリスクがさらに高まる、メスグマはオスグマによる子殺しを避けるためあえて人の近くにやって来ると話した。メスグマが命がけでオスグマから子グマを守るスペインの映像を紹介した。6~7月は、子グマを守る母グマの警戒心が特に高い状態のため注意が必要。
クマ撃退スプレーを紹介。高圧ガスで長距離噴射可能なものもあるが、5mの距離で吹きかけると有効。茨城県自然博物館館長の山崎晃司さんは、スプレーは刺激が強いので一目散に踵を返して逃げていくと話した。実際にクマの正面からスプレーをかけてクマが逃げていくカナダの映像を紹介した。夜の廃校で微粒子可視化システムを使い、スプレーがどこまで飛んでいるかを検証した。
クマ撃退スプレーの噴射距離を検証。高感度カメラで撮影すると、最終的に14m付近まで到達した。山崎さんは、スプレーは10秒しか噴射できないので最初の数秒が怖い場合は煙幕として噴射し、退散しない時は近づいてくるまで待って残りのスプレーを吹き付ける2段階が良いと話した。佐藤教授は、クマの嗅覚は人の数千倍あると言われている、スプレーを買ったら練習してほしいと話した。
オープニング映像。
横浜市で調剤薬局を経営する小松さんの幸福時間は小型船舶。休日に三浦半島から相模湾に出る。去年行った船の展示会で50代のうちに船を手に入れたいと考えた。試験勉強を始め、8か月かけて中古の船を見つけた。
私の幸福時間の番組宣伝。
観光地でクマの目撃情報が相次いでいる。ゴールデンウィークには嵐山で親子グマが目撃された。伊集院は、去年旅行先の店でクマが入ってくるから自動ドアは切ってますと言われたと話した。日本ツキノワグマ研究所所長の米田さんは、山と里でクマの対処法は変えた方がいい、山にいるクマはそう襲うものじゃない、注意を引かないよう静かにすることが基本と話した。クマに攻撃の意思がない場合は、通り過ぎることも多い。ただし食事中のクマを刺激すると、エサを横取りされると思って襲われる確率が上がる。
街でクマに遭遇した場合の対処法について。日本ツキノワグマ研究所所長の米田さんは、街でクマは人間を襲いながら目的地に向かうので電柱や建物などの陰に隠れる、襲われた場合は首から上を守って出血を防ぐと話した。去年10月にクマに襲われた女性は、防御姿勢をとって一命をとりとめた。佐藤教授は、クマの様子をしっかり見てリアクションを考える、慌てて走ったり大声で刺激したりしてはいけない、クマの食事の妨害をしないことが大事と話した。
クマに遭遇しないための知識について。木の上に鳥の巣より大きいクマが食事をした跡である「クマ棚」を見つけたら要注意。
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- クマ日本ツキノワグマ研究所滝川あかり
クマに遭遇しないための知識について。不自然に木の皮がはがれていたら要注意。またクマの足跡は指の数が5本なので見分けやすい。新鮮なクマの痕跡を見つけたら近づかないことが大事。
アメリカでは家の床下でもクマが冬眠するようになっている。カリフォルニア州では都市型クマが急増し、島民だけでなく床下で出産するクマもいる。佐藤教授は、日本も農村部では空き家が増えているのでクマが冬眠することも増えるかもしれないと話した。
