日本時間昨日午後11時半ごろ英国の若者に日本文化を体験してもらおうと活動する団体などのレセプションが催され、陛下がお言葉を述べられた。両陛下にとって即位後初の外国訪問となったエリザベス女王の国葬以来2年ぶりの英国訪問。ロンドン市内を流れるテムズ川の水門テムズバリアも訪問された。テムズバリアは高潮による洪水被害防止に1982年につくられた世界最大の可動式水門。橋の上で青いヘルメットをかぶり水門の仕組みや運用状況などについて説明を受けられた。陛下は、水を巡る問題の研究をライフワークとされているがその研究の原点ともいえるのがテムズ川。1983年から留学した英国・オックスフォード大学で「18世紀におけるテムズ川の水運の歴史」を研究されていた陛下。今回の訪問でテムズバリアの視察を希望されていたという。また、皇后さまも外務省時代の1988年から2年間、オックスフォード大学に留学。今回の滞在中、両陛下はオックスフォード大学も訪問される予定。きょうの午後からはチャールズ国王夫妻による歓迎式典に出席される。