南太平洋のパプアニューギニアを訪れているフランシスコ教皇は小さな町を訪れ、信者とアルゼンチン出身の宣教師らと会った。その数時間前、首都で多数の人の前でミサを行っている。アルゼンチン出身の宣教師らは、取り残された土地と呼ばれる、海とジャングルに囲まれた遠隔地のバニモにアルゼンチン出身の教皇が訪れたことが信じられないという。サンタクルス教会前の広場には数千人の人々が一大イベントを興味深く待っていた。この国は11年前まで、魔術や呪術を理由に裁きが許されていた。これは大きな問題で、パプアニューギニアでは2000年から2020年の間に3000人が命を落としていて、特に女性が魔術を使ったとの理由で殺害されている。教皇はオーストラリア空軍の貨物機で到着し、薬や衣類を含む1トン近くの人道支援物資も運ばれた。教皇はバニモ訪問前にパプアニューギニアの首都・ポートモレスビーでミサを執り行った。アジア太平洋地域歴訪の次の国、東ティモールを訪れる予定。
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