- 出演者
- 横川浩士 池間昌人 マイケル・マカティア
オープニング映像が流れた。
@nycのコーナーはイーロン・マスクによる新党・アメリカ党について伝えていく。
トランプ大統領はカナダ・カーニー首相に書簡で来月1日から35%の関税を課すとしている。トランプ政権は薬物の流入を理由に関税措置を発動していたものの、米・カナダ・メキシコとの協定に基づく製品は除外されている。これに対しカナダ側はアメリカなどのIT企業に対するデジタルサービス税を廃止する方針だったが、トランプ大統領は高い関税率で譲歩を迫っている。発動されればアメリカ側も影響を被るものと見られる。
米・トランプ大統領はブラジルに対し、ボルソナロ前大統領の裁判は魔女狩りだとして50%の関税をかけると通告した。ブラジル・ルーラ大統領は報復措置をとる意向。トランプ氏の書簡にアメリカはブラジルとの貿易で赤字ではなく、黒字を出していることから、関税を引き上げる根拠がなく、これは政治的な脅しだとしている。
ブラジルはアメリカにとって貿易黒字国。各国に新たな関税を課す理由として貿易赤字の削減を掲げている以上、ブラジルからしてみればなぜ関税を課されるのかという心境に。この数字が示された理由とみられているのがボルソナロ前大統領の存在。ボルソナロ氏は型破りな言動から”ブラジルのトランプ”と呼ばれ、トランプ大統領とも親しい間柄だった。3年前の大統領選挙で敗北後、結果を認めようとしない支持者が暴徒化。ボルソナロ氏もクーデターを企てた罪などで起訴されたが、トランプ氏は今回の書簡で”魔女狩りは即刻やめるべき”と書き、”裁判は行われるべきでない”と主張した。関税とは直接関係ない要望にルーラ大統領は反発し、報復措置をとる可能性を示唆した。ブラジル国内では驚きを持って受け止められている。ボルソナロ氏の支持者は大喜びだが、ルーラ大統領にとっては政治的な助けになるのではないかという指摘も。ルーラ大統領は支持率が低迷しており、議会との関係でも苦労していた。イギリスBBCはルーラ大統領に批判的な政治家の間でもトランプ大統領の”おどし”を国家への攻撃と受け止められ、ルーラ大統領の元で結束するのではないかという専門家の分析を紹介している。
ASEAN外相会議では多様なパートナーシップの模索が焦点となっている。10日、ASEAN側はアメリカと中国を含む9つの対話国との外相会議を開いた。米中はそれぞれ東南アジアにおいてさらなる支持を得ようとしている。中国・王毅外相は双方の経済関係を強化するFTAの改定交渉の完了をアピールした。王外相は貿易戦争が激化する中でも開かれた地域の姿勢を堅持するべきだとASEANに呼びかけた。トランプ大統領が各国に新たな関税率を通知する中、米・ルビオ国務長官はアメリカのアジア太平洋地域への関与を改めて強調した。ルビオ長官の発言の直後、トランプ氏は8カ国を対象に新たな関税措置を発表し、ブラジルには50%の関税率が通知された。ASEAN加盟国ではブルネイとフィリピンに対する関税率が引き上げられ、8月1日までに合意に至らなければ新たな関税率が発行する。今後は10月に開催されるASEAN首脳会議を前にASEAN外相経済相会合が予定されている。現在、ASEAN加盟国は個別にアメリカと関税交渉を行っているが、今後は加盟国がトランプ政権と交渉する際、ASEANからの協力・サポートを受けられるかもしれない。
イギリスがEUを離脱して以降、EU加盟国の首脳としては初めて仏・マクロン大統領が国賓としてイギリスを訪問している。これに合わせて両国はフランスから小型船でドーバー海峡を渡ってイギリスに向かう移民について合意した。イギリスが海を渡った1人を送り返すたびにフランスから1人を合法的に入国させるという内容で、F2は「危険な海上の密航を断念させる狙いがある一方で、フランス側の地元自治体は懸念している」と伝えている。
去年7月13日に米・トランプ大統領が大統領選挙の共和党の候補者として東部ペンシルベニア州で演説をしていた際に銃で狙撃された暗殺未遂事件からまもなく1年。米ABCは「要人警護にあたるシークレットサービスが、事件当日の現場の責任者を含む6人を10~42日間の停職処分にした」と伝えている。当時は銃撃により会場にいた消防士が死亡。トランプ氏も危うく殺害されそうになったことで、シークレットサービスは議会から厳しい批判を受けた。シークレットサービスは処分の発表とともに、地元当局との連携不足、犯人がいた建物の屋根の警備、ドローン対策の不備など一連の警備のまずさを認めた。シークレットサービスは地元当局との情報共有やテクノロジーの利用など改革案も発表している。
トランプの減税法案「Big Beautiful Bill」はトランプ支持者の間でも不評。イーロン・マスク氏もそのうちのひとりで、共和党を捨てて新たな政党を結成する時がきたと言いThe America Party(アメリカ党)を結成したという。世論調査などでは国民の半数以上は第三政党の出現を希望しているが、実際作ると誰も票を入れない歴史があるという。
ガバナーズアイランドでフォーク音楽のフェスティバル「Porch Stomp」が開催された。入場料は無料。来場者からは「いろいろな不安がある中、みんな深いところでつながりたいのかも」「デジタルやネットが広がる中で、多くの人が生楽器のサウンドやルーツの音楽に惹かれるんだと思う」といった声が聞かれた。このフェスを始めたセオ・ボガシェスキーさんは「70年代のフォーク音楽と同じように、抵抗運動や団結心、連帯感を表現する手段としてフォーク音楽が復活してきたと思う」と語る。フェスティバルのフィナーレは人間の平等をうたったウディ・ガスリーの名曲。
フォーク音楽のフェスを始めたセオ・ボガシェスキーさんにインタビュー。「フォーク音楽は労働者の声。上流階級と戦う歌なんです」「ここ1~2年フォーク音楽に慰めを感じる人が増えていると思う」「フォーク音楽のブームの再燃が今後の市民運動の基盤になると思う。今NYのフォーク音楽のコミュニティで起きていることが、今までフォークを聴いたことがなかった人たちにまで広がるかもしれません」と語った。
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バターの消費量が世界一と言われるフランスで価格が高騰している。フランスF2はバターの価格は今年に入って2.1%、この2年では21%上がっていると伝えている。全国で乳牛に感染症が流行したことに加えこのところの猛暑の影響もあり牛乳の生産量が減り、輸入に頼らざるを得ないということ。
ヨーロッパでは夏のバカンスシーズンを迎えた。イギリスBBCは新型コロナ以降の需要の回復で海外に出かける人が年々増える中燃料費やリゾート地の人件費高騰などで人気の観光地のパック旅行は20%前後も値上がりしていると伝えている。人気地に入るトルコは平均で14%、キプロスは23%、アラブ首長国連邦は26%値上りした。
観光客の減少に悩まされているのはアメリカ。アメリカの調査会社が4月に出した予測ではトランプ政権による関税措置などを受けて今年は外国からの観光客の数が9.4%減少するとされている。ドイツZDFは「トランプ・スランプ」などと呼ばれていると伝え大統領のモットーであるアメリカ・ファーストは観光業にとってはよくないもののようだと伝えている。カリフォルニア州は貿易戦争と併合の脅威によりアメリカへの旅行を避けているカナダ人旅行者を呼び込もうと知事がキャンペーンの先頭に立っている。
今週の月曜日は七夕だったが、韓国でも猛暑が続くなか標高1000m以上夜の気温が15℃という北東部の高原が人気で織姫にあたるベガと彦星のアルタイルの間に流れる天の川を観測する人たちの様子を韓国KBSが伝えた。カンウォン道のテベクを始めピョンチャンなどの高冷地が名所となっている。
ウクライナ情勢をめぐりイタリア・ローマでは会議が行われている。ゼレンスキー大統領は迎撃のための無人機や防空システムへの投資をここで呼びかけている。
チャップマンさんはイギリス出身のバンド・オアシスのギャラガー兄弟を再結成を記念して砕かれたレコードをモザイク画にして作り上げた。ジミ・ヘンドリックスのアートはギターのピックが使われている。20年以上前から様々な材料のモザイクがを手がけているのだという。
首都圏情報 ネタドリ!は「東京ひとり ~単身世帯増加 これからの生き方とは?~」。東京では単身者の7割以上が現役世代となる中、東京での生き方を伝えていく。
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