加藤出の経済視点は、「スイス・ジュネーブ州最低賃金4300円」。東京は1100円台なので差があるが、2つの要因がある。1つは円安のせいで高く見えること。1スイスフラン=179円台。円はドル以上にスイスフランに対して弱くなってる。もう1つは、スイスは生産性が高い。人材が豊富で英語を使える人が多い。高い給料を出せるグローバル企業が進出していることもある。藤代宏一の経済視点は、「ラチェット効果」。一度上昇した消費は、なかなか元の水準に戻らない意味でよく使われる。米国経済は個人消費がなぜ強いのかは謎だった。現地の方にきくと、コロナの初期の時に給付金や失業手当が多く出た。それを元手に低所得者らが高級レストランに行ったりした。一度贅沢をあじわったのが今でも続いているのではないかという。日本も賃金が上がってきたので、一度贅沢を行い、それがラチェット効果のようになれば良いと話す。アメリカ大統領選挙で、バイデン大統領の撤退を求める声が強まり始めてる。問題はトランプ氏と戦える人材がいるのか。パックンは、先日の討論会でバイデンがトランプと戦えないと思った民主党員が多い。若くて元気でコミュニケーション能力がある人を次の討論会に登場させようとしている。そのような人がいるがトランプ氏に比べると知名度がないなどと話した。