- 出演者
- 高橋彩 マイケル・マカティア 別府正一郎
オープニング映像と挨拶。
米国大統領選挙に向けた民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領による初めてのテレビ討論会から2日。トランプ前大統領は12日、自身のSNSに「3回目の討論会はない」と投稿しハリス氏との次のテレビ討論会には応じない考えを示した。一方、ハリス氏はこの選挙と、その争点はこれ以上ない程、重要だと改めて開催を求めた。大統領選挙のテレビ討論会を受けて最新の世論調査結果が発表された。ハリス副大統領の支持率は47%で42%のトランプ前大統領をリードしている。ハリス氏は討論会後初めてとなる選挙集会をノースカロライナ州で開き討論会の勢いに乗っていきたい考え。ハリス氏は討論会によってトランプ氏は将来の計画を持たない過去の人物であることが示されたとしている。
ロシアのプーチン大統領は新興国で作るBRICSの首脳会議を来月22日から24日まで中部の都市カザンで行うのを前に加盟国である中国・王毅外相をはじめ、インドやイランの高官と相次いで会談した。プーチン大統領は来月の首脳会談にこうした国々の首脳を招待し欧米主導の国際秩序に対抗していきたい考え。
来月22日から24日までロシア中部の都市カザンで行われる予定のBRICSの首脳会議。BRICSはことし1月拡大。ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカに加え中東の産油国、サウジアラビア、イラン、エジプト、エチオピア、UAEなども加わり世界人口や世界経済における存在感は高まっている。開催国のロシアのプーチン大統領としては最大限利用することになりそう。しかし、プーチンべったりと見られたくないという国もある。中国は米国とさまざまな分野で対立も決定的な対立は避けたい。ヨーロッパを市場としても重視している。インドも全方位外交で知られロシアからも欧米からも最大限の利益を引き出す立場。
大統領選のテレビ討論会はハリス氏の勝利と評されている。マイケルさんはニューヨークでは珍しいトランプ氏の支持者とともに見学したが、討論が始まる前は熱狂的な雰囲気がみられたがトランプ氏が移民が動物を食べていると主張しだした頃から険悪な空気に変わっていったという。
ニューヨークで話を伺うと、誰に投票するか決めているので討論会は見なかったと明かす人や、共和党のチェイニー元副大統領がハリス氏の支持に回っているのは大きいと話す人の姿などがみられた。
福井県にある照恩寺の住職・朝倉行宣さんは、23年前の9月11日に起きた同時多発テロを追悼する法要を行うため米国・ニューヨークに招かれた。会場はマンハッタンにあるニューヨーク仏教会。朝倉さんが行うのは海外で話題になっている「テクノ法要」。オリジナルのテクノ音楽とお経を極楽浄土をイメージさせる映像にのせて仏教の世界観を表現している。若いころDJとして活躍した経験を活かし、仏教をより身近に感じてもらおうとこのスタイルにたどりついたという。
朝倉行宣さんは「テクノ法要を通じて多くの人に仏教に触れてほしい」などと話した。ニューヨークでテクノ法要を行った感想については「多様性を強く感じた。アメリカの人に好意的に受け入れられてくれているのが嬉しい」などと話した。
史上初めて民間の宇宙飛行士が船外活動を行う。最新の宇宙服で船外に出て動きを確認するという。これまでの宇宙船にはエアロックがあった。今回の宇宙船にはエアロックがなく、宇宙船全体を減圧する必要があるという。そのため船外に出ない乗組員は宇宙服を着用したまま座席にとどまった。船外活動後は気圧を戻すために窒素と酸素を加える必要がある。9月10日に宇宙船が打ち上げられた。アポロ計画以来、最も遠くにいこうとするミッションである。到達した最も高い地点は地球表面から約1400メートル離れている。国際宇宙ステーションの高度の約3倍半とのこと。宇宙物理学者は「これまでの船外活動は旧ソビエトやアメリカ政府のミッションだった。初めて民間として行われたのは商業部門の大きな一歩である」と話す。乗組員らは2日後には帰還するとのこと。
米国テネシー州の警察はロックスターのジョン・ボン・ジョヴィさんがナッシュビルの橋の欄干の外に立っていた女性を助けたことに賛辞の言葉を述べた。ボンジョヴィさんがこの女性に近づいて話をし、橋の内側に引き戻し、抱きしめる様子を監視カメラが捉えていた。ナシュビルの警察が公開した監視カメラ映像を紹介。ボンジョヴィさんは橋の上でミュージックビデオの撮影を行っていたという。
米国のトランプ前大統領は自身のSNSに「3回目の討論会はない」と投稿し、次の討論会には応じない考えを示した。一方、ハリス氏はこの選挙と、その争点はこれ以上ない程、重要だと改めて開催を求めた。
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