来月22日から24日までロシア中部の都市カザンで行われる予定のBRICSの首脳会議。BRICSはことし1月拡大。ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカに加え中東の産油国、サウジアラビア、イラン、エジプト、エチオピア、UAEなども加わり世界人口や世界経済における存在感は高まっている。開催国のロシアのプーチン大統領としては最大限利用することになりそう。しかし、プーチンべったりと見られたくないという国もある。中国は米国とさまざまな分野で対立も決定的な対立は避けたい。ヨーロッパを市場としても重視している。インドも全方位外交で知られロシアからも欧米からも最大限の利益を引き出す立場。