今週、唯一持っていないタイトル叡王戦の大盤解説に登場した藤井七冠。伊藤叡王の防衛戦を解説する姿が話題になる一方、会場でもう1つ盛り上がっていたのが、伊藤叡王も初参戦、先日行われた詰将棋の全国大会優勝の話題。そもそも詰将棋とは、駒が配置された将棋の局面から王手の連続で相手の王将を詰めるいわばパズルゲーム。将棋とは別の楽しさがあるということで、藤井七冠は趣味としてやっているという。藤井少年はドハマり、小学6年生の時、史上最年少で初優勝して以来、優勝5回を数える。そんな絶対王者が今回挑んだのは制限時間180分、プロ棋士たちが作った難題揃いの10問。普段の対局とは違い扇子代わりに消しゴムをぐるぐる回しながら脳みそもフル回転。例年、正解ゼロという人もいる中、唯一の全問正解。藤井七冠が通算6回目の優勝を飾った。
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