ニュースワードランキング(ディレクテイジ調べ)。今週、青森県民に衝撃が。日本一に9度、青森県内では418連勝の名門、青森山田高校が今世紀初、県大会で敗れた。絶対王者を倒したチームは、人口1万人ほどの小さな町にある八戸学院野辺地西高校。強豪校だが、全国的にはほぼ無名。青森山田の栄光の影に隠れ続け、8年連続準優勝。今回の決勝戦もギリギリの戦いだった。延長線でも決着つかず、PK戦も互角の展開だった。28度目の挑戦で初優勝を決めたが、新聞の見出しは「青森山田が負けた」(日刊スポーツ)。三上晃監督は「負け慣れして(感覚が)おかしくなってる」などと述べた。青森山田に挑み続ける野辺地西の姿はいつしか青森県内のサッカー少年たちの憧れになった。2年生の木村隆太さんの兄・大輝さんは元野辺地西のキャプテン。大輝さんは「出せる力を出して頑張ってほしい」などと述べた。
住所: 東京都千代田区内神田1-7-1