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「デジタル・クライシス総合研究所」 のテレビ露出情報

ただ、思いを誰かに打ち明けようにも「踏み込んで良いところがわからない」「言葉遣いは気をつけている」と語る人がいるように、近頃はそう簡単ではなさそう。文化庁の国語に関する世論調査で、言葉の使い方について、気を使っているが80.4%だった。「自分が一緒にいて心地よさを感じない人とは関わらないようになった」という人もいた。
東京・新宿区の占い館バランガンでは日々、人間関係の悩みに寄り添ってくれる。新宿占い館バランガンの彩乃さんは、どういうふうに繋がっていけばいいのか、どういうふうに自分がいけばいいのか、逆に相手が来てくれるのか、こういうことをすごく悩んでいる人が多いと話す。
人間関係の希薄化も進んでいる。近隣との付き合い方の調査では、形式的な付き合いを望む人が増えている。増えているのが近隣トラブル。東京・港区のヴァンガードスミスは近隣トラブルの解決サービスを手掛ける会社。特に相談が多いのが、騒音に関する相談。コロナ禍で在宅時間が長くなったことから、生活音がトラブルに発展するケースも。ヴァンガードスミスの田中慶太代表は「ゲームもオンラインになっているので、死ねとか行けとかは壁を隔てると怖い言葉に聞こえる」「希薄化や人と人とのコミュニケーションが減ったというのがあるのかと」と語っていた。多くの場合は相談員が仲裁することでトラブルが収まるという。この日相談員が向かったのが埼玉県内のアパート。騒音トラブルを相談した専門学生の男性は、7月からの初めての一人暮らしで、下の階に住む若い女性が、天井を壁を点いてきたという。専門学生は「入居して1ヶ月も経たない内にピンポンして『木造なんで足音気をつけて』と言われるようになった」という。男性は家では音に配慮してきたが、女性から文書が届いた。耐えかねた男性はこの会社に相談。相談員が女性と話し、迷惑行為が収まった。その後女性は引っ越したが、男性は音を出すのが嫌だと話した。
見えにくくなっている人と人との境界線。気を使うのは身近な相手だけではない。リスク総括2023で行われたオンライン講演のテーマは、炎上。デジタル・クライシス総合研究所の前薗利大氏は「ネット炎上というのは決して他人事ではない」と述べている。専門機関によると今年の炎上件数は1449件。東京・渋谷区のレバレッジはプロテインの販売や事務の運営などを手掛ける会社で、SNSで今年炎上を経験したという。サービス開始から1年半ほど経った今年、ジムの利用料金を当初より2000円値上げすることを発表。辻智和取締役は、お客様からのお叱りの声で炎上したと語る。再び炎上することは避けたいということで炎上対策を支援する会社を頼った。東京・千代田区のエルテスはAIなどを活用しながら、SNSを監視。エルテスの猪股裕貴執行役員は「自身が思っている感情以上に思いを出してしまうのがネットの特性だと思う」等と話していた。
背景には対面でのコミュニケーションの欠如があるという。慎重に気を使いながら生き抜く。東京・渋谷区のKEE’Sこどもスピーチスクールでは、3~小学6年生を対象に放送局出身のアナウンサー講師が指導する。問い合わせは年々増え、今年の受講は100人を超えるという。KEE’Sの野村絵理奈社長は、友達と距離感を取るのが難しいという保護者の悩みが多いという。小学3年の結翔くんは5歳からこのスクルに通っている。両親はこれからを生き抜くための力を身に着けてほしいと話す。
見えにくくなっている人と人との境界線。人と関わりたい、でも怖い。山本恵里伽は、わたしたちが子供の頃はコミュニケーション能力は自然と身についていくものだったかと思う、だけど今の子供達は学校に行けない友達に会えない期間が長かったからより人との関わることのハードルが高くなっているのを感じたという。
住所: 東京都新宿区西新宿1-25-1
URL: https://dcri-digitalcrisis.com/about/

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年7月22日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
企業や個人などが発信した内容や行為に対しネット上で批判や非難が殺到するいわゆる炎上。研究機関の調査によると去年1年間に発生した炎上は1583件。平均して1日でおよそ4件炎上が起きていることになる。炎上の原因となった発信や行動を誰がしたのかを表したグラフ。著名人や企業というイメージがあるかもしれないが、一般の人が原因になっているものも30%以上ある。一度炎上が[…続きを読む]

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