タブレット端末などを活用したデジタル教科書は、2030年度以降の導入を目指していて、文部科学省の審議会が今日内容に関する骨子案を示した。国の検定でデジタル教科書に認められる事例として、理科の実験手順や家庭科の調理方法の動画や外国語の発音を学ぶ音声、古文や漢文に書かれている服装や風景の動画などをあげている。一方、認められない事例として、娯楽性の高いゲームや漫画、図鑑のデータや大量の練習問題、文字や静止画の内容を単に説明するだけのような動画などをあげている。また動画が多くなりすぎないよう総量に上限を設けるほか、AIの機能を組み込むことは情報の正確性の観点などから慎重な議論が必要だとしている。文部科学省はデジタル教科書の具体的な使用方法についても検討を進めていて、子どもの発達への影響などを踏まえてガイドラインを策定することにしている。
