石破総理は昨日、麻生太郎最高顧問・菅義偉副総裁・岸田文雄前総理の3人と異例の会談を行った。この会談の約1時間前、読売新聞は号外で石破総理が退陣する意向を固めたと速報。毎日新聞のデジタル版も石破総理が退陣の意向を周辺に伝えたと報じた。しかし会談後、石破総理は記者団に対し退陣報道を真っ向から否定。続投の意向を重ねて表明した。石破総理は会談で自身の進退については話に出ていないとしたが、田崎史郎氏は「あの会談で進退問題を話さないのはあり得ない。進退問題を話したとすると一気に政権が死に体化するので表に出さないようにしたと思う」などと指摘した。実際党内からは”石破おろし”の風が強まっており、ポスト石破に向けた動きも水面下で始まっている。去年の総裁選で石破総理に敗れた高市早苗氏は約10人の議員と会合を開いたという。会合後に高市氏は麻生氏の事務所を訪れて20分ほど会談している。