AP通信などによると、ノルウェー国王の第1子であるマッタ・ルイーセ王女と自称・霊媒師で米国人のデュレク・ベレット氏が31日に結婚式を行った。この2人を巡ってはルイーセ王女が「天使と会話できる」と語る一方、ベレット氏も「前世で自分は古代エジプト王ファラオだった」と話すなど発言が話題になってきたが、一緒にグッズ販売などを手掛けたことが「王室をビジネスに利用している」と批判されるなど物議を醸してきた。この批判がきっかけでルイーセ王女は2022年に公務から離脱している。ノルウェーでは1990年の憲法改正で王位の継承権が長子に優先して与えられることになったため、ルイーセ王女の現在の継承順位は4位となっている。