ベネズエラの野党指導者で去年ノーベル平和賞の受賞が決まったあと秘密裏に出国していたマリア・コリナ・マチャド氏が帰国したことが明らかになった。マチャド氏の広報担当者はマチャド氏が今後はベネズエラ国内で政治活動を行う考えを示している。ベネズエラではアメリカに拘束されたマドゥーロ大統領の側近らによる統治が続いていて、対立するマチャド氏の帰国にどう対応するか注目される。1年近く身を隠していたマチャド氏のベネズエラ出国を助けたのはトランプ大統領だ。それから1か月も経たないうちに状況が一変した。マドゥーロ大統領の身柄を拘束した後、アメリカ政府はベネズエラの石油をめぐりチャベス元大統領の路線を引き継ぐロドリゲス暫定政権とのビジネスを始め、トランプ大統領はマチャド氏は国民の支持を得ていないと公に発言するに至った。マチャド氏は本来譲渡できないノーベル平和賞の象徴的な引き渡しでトランプ大統領への接近を図った。この間ずっとトランプ大統領はロドリゲス暫定大統領との協力を好み、ベネズエラの民主化についてあまり発言してこなかったため多くの批判を受けている。マチャド氏の帰国はアメリカの中間選挙まであと10日という時に実現した。これはアメリカ政府がチャベス派と野党の間の仲介をした成果だとルビオ国務長官は話している。
