福井県立恐竜博物館がリニューアルオープンし、想定を超えるペースでお客さんが来ているという。1月下旬、雪の中、本館のレイアウトが始まった。集まっていたのは運送やデザインのプロフェッショナル。現場を取りまとめるのは湯川弘一博士。リニューアルでは展示する全身骨格を44体から50体に増やす。湯川博士相棒は運送会社から来た福田佳史さん。福田さんは美術品などの運搬の専門家。移動、組立を担う。全身骨格には本物が含まれているものと、すべて複製の2種類ある。福田さんらは本物が含まれている、デンバーサウルスの移動を開始した。福田さんお客さんが見やすように配置も考えている。3日目、肉食恐竜のスコミムスの移動を開始。しかし、他の骨格標本にあたってしまうトラブルが発生したため、戦略を練り直した。1時間あまり微調整をし、見事展示スペースに収まった。