大谷選手がまた一歩、偉業に近づいた。きょうホームランを放ち50−50まであと2つずつ。先週木曜日の試合では衝撃の一打と快足を披露。ホームラン50本盗塁50個の50−50達成まで視界良好に見えたがその後、4試合は記録を伸ばせない足踏み状態に。きょう飛び出した会心の一発。残り11試合、再び大記録への歩みを進める。待ち遠しい二刀流の復活についてロバーツ監督はシーズン中の復活の可能性を示唆している。最後の登板は去年8月。大谷選手は右ひじのじん帯損傷で緊急降板。翌月、手術を受けた。そのため、今シーズンはリハビリをしながら打者に専念することに。ただ、ことし5月にはピッチングへの思いを口に。懸命なリハビリの末、大谷選手は先月ついにブルペン入り。今月初め、手術後初めてブルペンでキャッチャーを座らせて投球練習すると最速148キロをマークするなど順調な回復ぶりをのぞかせていた。