米国・ニューヨークで車から降りてきたのはトランプ前大統領(77)でトランプタワーに入っていった。続いて自民党・麻生太郎副総裁(83)が到着しトランプ前大統領と会談した。念頭にあるのはもしトラで「11月の大統領選挙でもしトランプ氏が再び当選したら」とみられる。会見で林官房長官は「麻生副総裁の訪米は一議員として行われたものと承知している」と述べた。ある岸田総理大臣の周辺は「麻生副総裁独自のセンスでつながりが重層的になって厚みが出るのは良いことだ」と歓迎している。タイミングとして適切だったのかを国会で問われ、立憲・小熊慎司議員が「タイミングはある」と質問し上川外務大臣が「それぞれの国会議員がそれぞれの判断の中で行動すること」などと話した。米国には2週間前、岸田総理大臣が訪れバイデン政権は国賓として歓迎した。トランプ前大統領は先月からハンガリー・オルバン首相、ポーランド・ドゥダ大統領、英国・キャメロン外相らと面会を繰り返している。