鍵となるのはキックの精度だ。アルゼンチンにもいいキッカーがいる。日本代表はトゥールーズを拠点としている。ラグビーが根付いている街だ。ラグビーを通じて子どもを支援する活動が行われている。地元のNPOは移民の女の子たちにラグビーを教えているという。元プロラグビー選手のサヌシ・ディアラさんは、ラグビーを通して子どもと社会をつなぐことを目指しているという。サヌシ・ディアラさんは自身も移民の子どもだった。幼少期は周囲とコミュニケーションをうまくとることができなかった。中学校の体育の授業でラグビーと出会った。プロを目指し、規律の大切さを学んだ。ラグビーは心を豊かにしてくれたという。子どもたちを社会とつなぎたいと思っている。フェアプレーとはお互いや相手や審判をリスペクトすることだという。場所や道具や安全、ルールなど関係するすべてに敬意を払うことが大切だ。これが社会とつながる欠かせない力を養うという。ディアラさんは今後活動を広げていく予定だ。勝敗だけではないスポーツの意義を伝えることは大切だ。日本もたくさん学ぶことがある。ラグビーはルールを守らなければ危険なスポーツだ。