今回しあわせのたねをまいているのは、植物由来の繊維を開発し、リサイクルシステムを構築したピエクレックス・玉倉大次さん。手掛けた繊維はアパレルブランドだけでなく、企業や大学向けのユニフォームにも使われており、役目を終えた製品は自治体などと連携して回収してたい肥化して農作物の土などに活用されている。”しあわせのたね”について玉倉さんは「生産から回収、リサイクルに至るまで企業が全てに責任を持つ仕組みが作れないかと考えたのが、この取り組みを始めたきっかけ」などと話した。玉倉さんの取り組みには多くの企業や自治体も賛同している。未来に咲かせたい夢について玉倉さんは「私たちが開発した繊維は伸縮させることで起こる圧電効果で電気が発生する。将来的にはこの性質を利用した発電技術を開発していきたい」と話した。