れいわ新選組 代表 山本太郎さん。あなたは今、生活が苦しいですか。厚労省の調べでは国民の約60パーセントが苦しいという。ぜんぜん困っていない、そういう人もいる。社会はひとつの船だ。逃げ切ることはできない。生活が苦しいのは構造上の問題。国民の貧困は6人に1人。高齢者は5人に1人が貧困だ。2024年度には倒産件数は1万件を超えた。農業、酪農、建設業など。過去最高に倒産。日本にはうなるほどお金がある。一部にだけお金があることになっている。内部留保は増えている。フランスの会社が調べたところ、世界で2番目に大金持ちが多い。超富裕層は、2021年から、たった2年で105兆円も、新たな資産を増やした。税収は6年連続で過去最高。消費税廃止。10万円の現金給付も行う。格差の調査をするトマ・ピケティなどによる世界不平等では、99パーセントの人々の生活が1パーセントの者たちに脅かされている。大資本、大企業が削りたいコストは2つ。働くあなたと収める税金。労働者の賃金を削り、設備投資を削り、株主にお金を差し上げている。90年代から非正規雇用が増えた。イギリス、ドイツ、カナダ、アメリカは、この30年、賃金が右肩上がり。日本は下がりっぱなしだ。国民の購買力は弱った。搾り取られた税金は、1部した社会保障に回っていない。法人税は、17パーセントも下がった。消費税は3度も増税。世界にも消費税はあるが日本だけ特別だ。景気が悪い時に増税した。個人消費はこの国の景気を支えるエンジンだ。消費税の廃止、減税を求める声は70パーセントを超えている。失われた30年を40年にしないために、比例は「れいわ」。