松崎しげるさんは1970年にシングル「8760回のアイ・ラブ・ユー」でソロデビュー。しかし自分の納得のいかない歌を歌わなきゃいけないことなどに落胆することなどが多かったという。そんな不遇の時代、松崎さんは西田敏行さんと共に過ごし、1975年にはひょんなことからお昼の生放送を2人で任されるようになったという。そして1977年、松崎さんは代表曲「愛のメモリー」をリリース。数々の賞に輝き、この年の紅白歌合戦に初出場を果たした。松崎さんは「愛のメモリーは俺の分身。僕以上にいろんなドラマを作ってくれた」などと話した。そんな松崎さんが大切にしている言葉は「経験こそ宝」。また共演した萩本欽一さんからは「君の歌の余韻でずっと後ろ姿が幕に切れるまで君を見ているんだよ。ステージが終わってから指先まで見せて帰りなさい」と言われ、今でもその言葉を大切にしているという。いいことも悪いことも全ての経験が松崎さんにとってかけがえのない宝となっている。その宝は今、日韓の架け橋として生かされている。松崎さんは「生涯現役でカッコよく生きたい」などと話した。松崎さんは9月6日に「黒フェス2024~白黒歌合戦~」を行うとのこと。