イスラエルとイスラム組織「ハマス」のパレスチナ自治区ガザでの停戦をめぐり、イスラエル首相府は2日、「アメリカが提案した一時停戦案を受け入れる」との声明を発表した。イスラエルとハマスの停戦合意については、第1段階の期限を1日に迎えたが、恒久停戦を目指す第2段階への移行を巡り、合意に達することができず交渉が停滞してる。アメリカが、イスラム教のラマダン(断食月)とユダヤ教の「過越の祭」までの期間は停戦する案を提案し、イスラエル首相府は受け入れた。第2段階への即時移行を求めるハマスは、拒否する姿勢を示している。ロイター通信によると、イスラエルの首相府は2日、ハマスがアメリカの提案に応じないとして、ガザへの支援物資の搬入停止を決定したと明らかにした。