トヨタ自動車は昨年度の連結決算を発表し、営業利益が前年度から96.4%増えて、5兆3529億円となり、日本の企業として初めて5兆円を超えた。ハイブリッド車を中心に販売台数が増加したことや、円安で利益が押し上げられたことが主な要因。また、売上高と最終利益も、共に過去最高となった。グループ内で不正問題が相次いで明らかになる中、今年度は「足場固めが最重点事項」だとして、人的資本に3800億円を投入し、営業利益は4兆3000億円を目指すとしている。
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