新村さんのきょうの経済視点は「東西分裂と商品市場の流動性」で「米中対立が続いているし、今回のアメリカ大統領選挙でバイデン・トランプ陣営両方とも中国に対しては厳しいだろうというところで、米中対立と東西分裂の流れは続くと思う。分裂状態が続くと西側陣営と東側陣営で同じ価格でものが買えない可能性が出てくる。すでに原油については中国やインドが買っている価格と日本が買ってる価格は違い、これが当たり前になってくる。アメリカなどでは銅の価格がものすごく上がっているが、これは供給能力の問題。東西分裂が続いていくと景気とは関係なく商品価格が乱高下することが出てくるので、いつでもどこでも好きな価格で物が買える時代ではなくなる可能性がある。」などと述べた。松本さんのきょうの経済視点は「巡航速度に戻る企業業績」で、「TOPIX採用企業の2024年度度の会社計画が市場予想を下回った。もともと日本企業の長期的な平均的な成長率は5~6%なので、23年度の増益が今後も続くのは普通じゃない。24年度は巡航速度の一桁半ばに落ち着く。」などと述べた。