金属労協から中継。今年も大幅な賃上げが相次いでいる。三菱電機は月額1万8000円のベースアップで、昇給と合わせて7%増加と過去最高に。トヨタ自動車は6年連続の満額回答となった。今年の焦点は物価上昇を上回る賃上げの実現が出来るかどうか。実質賃金は長くマイナスが続いたが、1月分でプラスに転換した。ガソリンの暫定税率廃止などにより、物価上昇の抑制が大きな要因だが、その元となるエネルギー価格が中東情勢で上昇している。再び物価が高騰すれば実質賃金のプラスが霞み、景気が減速すればボーナスによる調整などに影響が出る。また、より影響の大きい中小企業の賃上げの勢いにも水を指しかねず、経済の好循環の先行きへの警戒感も聞かれ始めている。
