おととし1月15日、トンガで海底火山が噴火した。過去100年で最大の自然災害による爆発だったという。これに伴う高さ最大45mの津波で島々が甚大な被害を受けた。3人が亡くなり数百件の家が損壊した。津波のあと島は放棄され、住民は本島へ移住させられた。トンガ王室は被災者に災害が起こりにくい新たな土地を提供。トンガ政府が新たに268軒の住宅を建設すると約束したが完成しているの120軒に留まっている。土地や人材の確保が困難なことが遅れの理由。家が完成するまでテント生活をする人もいるが、子どもやお年寄りにはつらい環境だという。トンガ政府は家が損壊した住民を優先するが、移住を余儀なくされたすべての人に家を作るとしている。