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- 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 剛力彩芽
オープニング映像。自衛隊の超スゴ訓練&乗り物を大公開するなど放送内容を伝えた。
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陸上自衛隊にはドラマの「別班」のような特別なミッションを任された特殊部隊が存在する。1つ目は雪中戦専門部隊「冬季レンジャー」。豪雪地帯の街が敵に侵略された際、いち早く潜入し奪還する任務をおっている。装備品は30kg以上でこの日の訓練は山地潜入総合訓練で極寒の山に3日間こもり標高1304年のアンヌプリ山頂を目指すもので総工程は約約20km。隊員達は雪崩に巻き込まれた際に使うトランシーバーを持ってスキーを履いて移動。訓練開始2時間後、隊員は練乳でカロリー補給を行う。極寒の中では立っているだけでエネルギーを消費するため手軽に補給できる食べ物が欠かせない。
出発から6時間半で6kmを歩き、目的地に到着。昼食はレトルトカレーを食べるが煙などで自分の位置がバレないように火を使って温めることは禁止されている。そして夜間も雪山で過ごすが体感温度は-25℃にもなるため寝床は自力でかまくらを作って過ごす。3日目、アンヌプリ山頂付近へ到着するとスキーすら使えない急斜面となるためかんじきに履き替える。スキーは引きずって山頂を目指し脱落者0で目的地に到着した。
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続いては通称「やまねこ部隊」。訓練は市街地で、銃を構え行軍するほか装甲車も道路を走る。配属されているのは対馬でかつてはモンゴル帝国からの襲撃が遭ったなど何度も外国勢力から標的にされており、重要警戒地域の一つされている。やまねこ部隊はそんな国境の島を防衛するのが任務となっている。やまねこ部隊という名について固有種のツシマヤマネコは非常に警戒心が強く、対馬警備隊も常に警戒心をとかない精神を持って日々勤務していると話した。
やまねこ部隊の訓練の一部を公開。訓練は敵が上陸してきたことを想定したもの。7人1チームの小部隊での戦術訓練「SUT訓練」を行う。銃声が聞こえると援護と敵の背後に回る組に分かれるなど実践的なもので行われる。訓練中には電子音が流れる。実弾を使って撃ち合う訓練はできないためレーザーに変えており、着弾を検知して体の状態を軽傷、重傷、死亡が判定される。1つのターンが終了すると客観的に様子を見ていた隊員が訓練中の様子を指摘する。ターンごとに敵の数などを毎回変更して行っており、この日は20パターン以上の訓練を実施した。
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「第1空挺団」のモットーは「精鋭無比」。精鋭無比は現状に満足することなく精鋭を目指して比べ物がない程の努力を重ねることと話す。訓練の徒手格闘では丸腰の状態から10人以上を1人で制圧する戦闘力をほこる。そんな第1空挺団の唯一無二の能力が落下傘部隊。離島が侵略された場合、奪還するためパラシュートで体一つで空から切り込む。
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千葉・南房総で行われた訓練では山中に潜入し装備を整える。行うのは想定任務で偵察を行いながら合計19日で約100kmを行軍し最終的には敵の車両と通信拠点を襲撃するというもの。装備品は武器弾薬など約46kmを背負って山中を移動。目的地に早く着いたら仮眠がとれるがそうでなければ一睡もできない。食事はパック飯であるが食料は1日1食分と水1リットルのみとなっていて、少ない食料で生き抜く体力が必要となってくる。食料を不足したときのためにヘビを仕留めて食料にする訓練も存在する。13日目約100kmを行軍。疲労などから転倒する隊員が出てくるなど極限状態となる。そして19日目、敵車両襲撃を行いミッションが完了した。
1960年に創設されたブルーインパルスは東京オリンピックなどを盛り上げてきた。番組は6年にわたって密着し、前回は航空祭の裏側や引退直前のエースパイロットに完全密着した。そこで今回は新エースパイロットに密着する。その前に現役パイロットがガチ選びした神ワザ飛行ランキングを発表。上空200mに描くスモークアート飛行4位は大空に現れる直径2kmの円!「ワイド トゥ デルタループ」、第3位は子ども人気No.1の美技!「スタークロス」、第2位はアナタの心も射抜くロマンチック技「キューピッド」、第1位世界遺産の上空に浮かぶ絶景!「サンライズ」。
思わず息をのむ!極限スリリング飛行第3位はわずか90cm!スリル満点の密集技「ファンブレイク」、第2位は5Gの負荷に耐えながら極限回転「コークスクリュー」、第1位は衝突寸前!?超高速のギリギリ交差!「タッククロス」。
ブルーインパルスの新エースに密着。ブルーインパルスではそれぞれ担当が決まっておりエースの5番機は派手なソロ技を担当する。新エースの藤井正和3佐のTACネームは「ジーク」。以前は那覇基地に所属しF-15戦闘機のエースパイロットとして活躍していた。パイロットは希望を出した隊員の中から選考されるがキャリア・年齢で担当すr機体が決まっており5番機は30代後半でトップクラスのパイロットが担当する。5番機は背面飛行が多くヘルメットは他と異なり5が逆さまになっていた。
5番機がエースとなった歴史が存在する。1958年にアクロバット飛行チームが結成され非公式で練習を行い60年に正式に創設された。その時の名は「天竜」で浜松市の天竜川から命名されたが古臭いなどの意見が出て、当時のリーダーが所属するコールサイン「インパルス」から命名された。そして番組では1970年代に撮影されたブルーインパルスの映像がテレビ初公開された。当時は4機編成だったが技の合間が間延びしてしまい退屈させてしまう。そこで5機目が追加され4機が技の準備をする間にソロ技を披露する。そのため特に操縦技術が高い隊員が任命された。
エースだけに許された秘技!5番機ソロ飛行第3位は重力無視の異次元飛行「インバーテッド&コンティニュアスロール」、第2位難易度No.1正確無比な4回ひねり「4ポイントロール」、第1位上空3000mへ龍が如く昇る大技!「バーティカルクライムロール」。
能登半島地震の際多くの物資を運んだのが輸送艦。今回その輸送艦の内部を自衛隊マニアの西村和彦が潜入し紹介する。乗船するのは輸送船「しもきた」。しもきたは長さ178m,最大幅25.8mある艦艇。
輸送船「しもきた」に西村和彦が潜入。まず案内されたのは第1鋼板で個々には大型トラック約40台積載可能となっている。また通常の護衛艦と異なり多くの物資を積載するため船橋が端によっているのが特徴となっている。積載するのは車両だけではなく自衛隊最大のヘリ「チヌーク」を2機乗せることができ実際にトンガの大規模噴火の際に搭載して現場へ急行し約210トンの輸送物資を運んだ。第4鋼板は一番下の階層にあたる車両甲板となっており大型トラック約30台を搭載可能となり、横が開きそのまま積み込むことができる。この車両甲板では災害時に入浴支援を行うこともある。すると甲板の床が開く。ここで「これは何の設備の一部?」と出題。正解はエレベーターで最大積載量は約20トンで車両甲板からの第1鋼板へ移動させることができる。輸送艦は大型トラック約70台、人員約450人を乗せることができ、海自は3隻所有している。
艦内には医務室もあり手術も行う事ができ、さらに歯科治療室も存在する。医務室からは第1鋼板とつながっており、第1鋼板に着陸したヘリなどから患者を直接運び込むことができるようになっている。続いて案内してくれたのはエルキャック。
輸送船「しもきた」に西村和彦が潜入。続いて案内してくれたのはエルキャック」。輸送艦の船尾がオープンし出てきたのがエア・クッション型揚陸艇「エルキャック」。エア・クッション型揚陸艇は約90km/hで走ることができ、陸上にも上陸ができて物資を届けることができ、日本には6隻しか所有していない。そのエルキャックに西村が特別に乗艇させてもらった。エルキャックは5名体制で専用シミュレーターで数ヶ月操縦方法を習いマスターさせる。今回の取材で西村さんが驚いた光景として輸送艦の内部には海上自衛隊員と陸上自衛隊員がいたということで、新部隊の発足に向け陸上自衛隊の船乗りを育成中だという。
戦争で使用された弾薬などが爆発せずそのままの状態で残った「不発弾」は日本に約1万6000トン残っているとされ、2021年には杉並区で発見され、太平洋戦争で激戦地となった沖縄には2000トンの不発弾があるとされる。そんな不発弾を処理する部隊が創設50年を迎える第101不発弾処理隊で今回特別に取材が許可された。
不発弾を処理する第101不発弾処理隊に密着。部隊は那覇駐屯地におり、創設50年以来39634件、1875トンの不発弾を処理してきた。取材早々に不発弾が発見されたと連絡が入り出動。多い日には2~3回、年間約400回出動している。今回は南風原町の道路工事現場で長さ約44cm、重量約25kgの米国製5インチ艦砲弾が発見。近くにはマンションや乳幼児園があり、さらに危険度が高いためすぐに処理ができない。自衛隊、自治体、消防、警察で処理計画を立て3週間の準備期間をつくる。交渉の結果その様子の撮影の許可もおりた。
不発弾処理当日、現場では通行止めの看板などが設置され現場で処理を行う。それまでに役場の職員が住民の避難誘導に動き、乳幼児園の子どもたちは公民館へ避難させる。不発弾を中心に半径88mは立入禁止となっており、そのため地元の新聞では不発弾の処理が予告される。今回の処理では特別に影響のない場所に6台のカメラを設置してさせてもらった。処理を行う隊員の服装は通常服でこれは近距離で失敗した場合助からないため軽装で作業を行っているという。不発弾は信管に衝撃が加わると火薬に火がついて爆発。種類によってはレンチで取り外す事もできるが今回のタイプは信管が非常に敏感でレンチでは処理できない。処理を行うは幅2m深さ6mの鉄板で覆われた処理豪で行う。そのため信管には触れないように持ち上げ処理豪へと移動。処理には特殊機材「ディアマ」を設置する。信管を確実に撃ち抜くために距離をミリ単位で調整する。設置を終えたら離れて周知状況確認をして点火する。そして小さな爆発音を確認後成果の確認し成功が確認された。信管の処理した不発弾は演習場に運搬され爆破して処理が完了となる。
海上自衛隊・潜水医学実験隊の超過酷訓練に密着。潜水医学実験隊では飽和潜水などの特集な潜水技法の訓練を行っている。飽和潜水は生身のダイバーでは到達できない深海での救助活動を可能とする特集な潜水法。訓練には潜水艦救難艦「ちはや」などに所属する精鋭6名の隊員が志願して挑む。隊員は四畳半ほどの部屋があるタンクに入る。このタンクで1カ月暮らしながら訓練するというもので最終的には深さ440mの圧力に体が順応するという。また急に圧力を変化させると体に重大な障害を及ぼすため2日半かけて圧力をかけ、8日間訓練し20日かけてもとに戻す。高圧状態からはいかなる手段をつかっても返ってくるために1週間以上かかりそのため月より遠い場所と言われている。
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2024年1月2日(6:00)