昭和初期、欧米文化の影響を受けたファッションを取り入れたモダンボーイ・モダンガールと称された若者文化が流行。令和の現在でも当時の生活実践する夫婦がいる。淺井カヨさんは、昭和初期の執筆やイベント・時代考証などで活躍。住宅は2016年に結婚を機に理想の昭和の家を新築した。玄関には黒電話があり、骨董品店で見つけて使えるようにしたという。応接室に置かれていたのは大正から昭和にかけて使われていた蓄音機。音楽関係の仕事をしている郡修彦さんが趣味と仕事を兼ねて蓄音機やレコードを集めている。台所では鋳物のコンロや土鍋で普段は和食を作っているという。木製の冷蔵庫は、9年前に30万円で作った特注品。浴室には、手回しの洗濯機があった。