米の金融政策についてスタジオトーク。櫻井玲子解説委員によると、FRBには物価の安定と雇用の最大化の2つの目的があるが、最近では物価に重点を置いてきた。今後は失速しないように雇用へシフトするとみられる。米の政策金利が5%を上回っていたのは2006~2007年以来で、景気減速の動きがみられる中では高い金利水準を据え置くことの方が危険との判断だとし、大統領選の動きもありこのタイミングだったと分析。利下げを決めrう今回の会合の注目点は、パウエル議長の景気の認識で雇用の実態についてなどの発言が注目。また、金融政策を決めるひとりひとりのメンバーの、今後の政策金利水準予想「ドットチャート」が発表される。マーケットでは今後も積極的な利下げを期待する雰囲気があり、期待と裏腹な予想が示されるとマーケットが大きく動くことも考えられる。また日本のみが利上げ政策を取る。景気が失速しないよう金融政策運営が求められている。