2020年の大統領選でトランプ氏が敗れたことに「不正な選挙だ」などと強く抗議した一部の支持者たち。不正を疑う声は今も根強く残っている。トランプ氏やトランプ氏の支持者が問題視しているのは投票用紙を集計する機械。「プログラムが不正に操作され、トランプ氏からバイデン氏に票が流れた」などと主張している。投票集計機に疑いの目が向けられる中、メーカーも動き出していた。製品の設計・技術の情報すべてを公開し、不正が疑われにくい投票集計機を開発した。アディダさんは本選挙に向け自治体に売り込みをかけているというが、会社の利益よりも大事なことがあるそうで、「私が懸念しているのは民主主義と選挙の安全性。選挙に対する信頼が失われれば民主主義が損なわれることになる。我々は国のリーダーが正しい模範を示すよう求めていく」と話す。