バイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明して1か月。民主党大会の主役が代わったが、新たな主役・ハリス氏についてワシントン支局・高木さんは「ハリス氏はバイデン大統領の選挙戦からの撤退後、急速に支持率を伸ばしており、今回の党大会はその勢いを確実なものにするための機会にしたいと考えている。民主党内の雰囲気は”イケイケムード”とも言える状況。バイデン氏が6月下旬の討論会で精彩を欠いたあとのどんよりした空気からは一転した状況に民主党幹部は『エネルギーは天井を突き破る勢いであり電撃的なもの。フィラデルフィアとデトロイトでの集会に行ったが、あのような光景は見たことがない。勢いはすでに我々の側にあり、この大会に向けて更に大きくなることを願う』と話していた。一方、ハリス氏がバイデン氏からバトンを渡されてからまだ1カ月足らず。有権者の多くが『ハリス氏はどういった人物なのか』というのを実はまだよく知らない。そうした中、ハリス氏が最も親しい友人と呼び、国内外のメディアから取材が殺到している高校時代の友人がインタビューに応じた」と伝えた。