河野氏は過去の世論調査で次の総裁にふさわしい人として最も名前が挙がる一人。FNNの最新の調査では、小泉進次郎氏・石破茂氏が20%を超える一方で河野氏は7.7%。現在4位。自民党支持層に限定をすると、小泉氏・石破氏・高市早苗氏が、全体よりも自民党支持層がポイントが高いのに対し、河野氏は全体の支持層よりも自民党の支持層ポイントを下げているということになる。松山キャスターの取材によると、今度の総裁選で河野氏は2位の有力候補。1回目の投票で2位になる可能性があるという意味。党員票は世論調査の人気にも近いものが結果として現れる可能性があり、党員票の比率が高まることからすると世論調査で高い小泉氏などが1位で突破する可能性が現在の瞬間風速ではあるかもしれないと言われている。2位に入る候補は国会議員票をある程度まとめて取ってくる人が食い込むのではないかという見方が一部であり、その場合に河野氏は麻生派からまとまった票が入る可能性がある。そういうことも考えると2位に決選投票で勝ち上がった場合に決選投票でどうなるか。河野氏は総裁になった場合には麻生派を離脱すると表明。このことに「過去の自民党の総理・総裁は離脱しているので慣例に従いたい」等と話した。麻生氏を党の幹部や閣僚に起用する登用するという考えはあるかとの質問には「麻生さんというのは、総理もやり、副総裁も長くやられてますから、別にポストが無くても麻生太郎の意見は皆さん聞いてくださるだろうと思いますし、海外に向けての発信もできる人ですから、あまりポストにこだわることはないのでは」等と話した。視聴者アンケート:河野氏が派閥に属しながら立候補することに納得できますか?納得できる18%、納得できない69%、どちらとも言えない13%。河野氏は「大事なのは人事に派閥を介入させないこと。私は全くするつもりもない。候補者が現時点で派閥・旧派閥に所属しているかどうかではなく、誰が総裁になっても次の人事に派閥は介入させないということが徹底されるかどうかっていうのが大事なことだと思う。皆さんにはそこを見極めていただきたい」等と話した。Xで255万を超えるフォロワーを誇っている河野氏は、インフルエンサーとしても有名だが、SNS上で特定の人からアクセスを制限するブロック機能を多用してきた。これに橋下氏が注目。トランプ前大統領がSNSをブロックした場合に連邦の控訴裁判所で違憲の可能性ありになった。橋下氏は「河野氏が総裁になった場合には最大の権力者になるわけで誹謗中傷の判断は河野氏がやるのではなく司法がやるべきではないのか?」と質問。