来月の米国大統領選挙に向けた民主党と共和党の副大統領候補によるテレビ討論会が行われ、両者が初の直接対決に臨んだ。CBSテレビが主催した討論会では中東危機について、民主党・ウォルズ氏が「トランプ氏は危機の時に信頼するには不安定」とした上で、「トランプ氏が核合意から離脱したことによりイランは核兵器保有へと進んだ」と批判した。これに対し共和党・バンス上院議員は「トランプ氏は任期中に世界をより安全にした」と反論した。また、移民政策についてバンス氏は「米国は歴史的な移民危機にある」としてハリス副大統領が不法移民の流入を防げていないと批判するなど両者、激しく議論を戦わせた。