来週に迫る米国大統領選挙。トランプ氏の集会で、コメディアン・トニー・ヒンチクリフ氏が「プエルトリコはゴミの島」と発言したことをめぐり、プエルトリコ系住民に反発が広がっている。トランプ氏も火消しに追われる。米国・バイデン大統領は「プエルトリコ人は善良で、まともで立派な人たちだ。私に見えている唯一のゴミはトランプの支持者だ」と発言。バイデン大統領はその後、SNSで「憎悪に満ちた暴言をゴミと呼んだ」と釈明したが、トランプ氏は早速、「バイデンは私たちの支持者を“ゴミ”と呼んだ。ハリスもバイデンも大統領にふさわしくないことを示した」などと批判している。米国メディアによると、激戦州・ペンシルベニア州ではプエルトリコ系の有権者が40万を超えるとされていて、選挙戦への影響が注目されている。