トランプ大統領はロシア・プーチン大統領にどう向き合っていくのか。トランプ前大統領は自分の政権の発足よりも前にウクライナでの戦闘を終結させると強調してきたが、その具体的な計画は明らかにしていない。次期政権で外交安全保障分野での起用が取り沙汰される元高官らの間でも意見が割れていると伝えられている。ポンペイオ元国務長官はロシアが勝利したと見えるような終わらせ方には反対の立場であるのに対して、グレネル氏はウクライナに大幅な譲歩を強いる形であってもトランプ氏の希望を優先する考え。誰が中枢ポストに起用されるかによって、ロシアへのアプローチのしかたも大きく変わってくる可能性がある。トランプ大統領自身はプーチン大統領を公の場で批判することを控えていて、アメリカメディアはトランプ大統領が近くプーチン大統領と電話会談する可能性を示唆したとも伝えている。プーチン大統領との直接会談も視野に戦闘終結に向けた仲介に乗り出す可能性はありそう。
トランプ・トランプ次期大統領が着手する人事だが、閣僚らは議会上院で承認を得る必要がある。1期目の際は民主党だけでなく共和党内からも反対意見が出て、指名辞退に追い込まれるケースもあった。国務長官らに加え、新しい駐日大使などにどういった人物を指名するかで、その国への姿勢も分かるため、まずは人事の行方に注目。
トランプ・トランプ次期大統領が着手する人事だが、閣僚らは議会上院で承認を得る必要がある。1期目の際は民主党だけでなく共和党内からも反対意見が出て、指名辞退に追い込まれるケースもあった。国務長官らに加え、新しい駐日大使などにどういった人物を指名するかで、その国への姿勢も分かるため、まずは人事の行方に注目。