中国政府が発表した11月の貿易統計によると、輸出は1年前に比べて6.7%のプラスとなる3123億ドルと伸び率が10月の12.7%から鈍化した。輸入は3.9%マイナスの2148億ドルにとどまっている。長引く不動産不況を背景に内需が低迷する中、輸出の伸びが中国経済をけん引してきたが、中国からの輸入品に追加関税を課す方針を示している米国・トランプ次期大統領の就任を前に輸出の勢いにかげりがみえている。
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