臨時国会の閉会を受けて石破総理大臣は会見を開き、「日米同盟をさらなる高みに引き上げたい」として、米国・トランプ次期大統領との早期の会談に意欲を示した。石破総理は、トランプ氏と「北東アジア情勢について認識を一にしたい」と強調した。トランプ氏との初めての会談は来月中旬に行う方向で検討に入っているが、会見では「先方との調整がついていない」としたうえで「最も適切な時期を模索する」と述べるにとどめた。また、石破総理は麻生元総理と国会内で会談した。総理就任後、麻生氏と2人で会うのは初めてとみられ、今年4月にトランプ氏と面会した麻生氏にアドバイスを求めたものとみられる。