司法省は27日、トランプ大統領が起訴された大統領選挙の結果を覆そうとして連邦議会乱入を招いた事件と、1期目の退任時に機密文書を持ち出した事件の捜査に関わった職員を解雇した。司法省の報道官は「大統領の政策を忠実に実行するとは信じられない」と説明。トランプ大統領は米国軍へのトランスジェンダーの兵士入隊などの制限につながる大統領令に署名した。2017年、トランプ第一次政権下でトランスジェンダーの入隊を禁止する方針を示したが、2021年のバイデン政権下で撤回されていた。トランプ新政権ではヘグセス新国防長官がトランスジェンダーの兵士の入隊や女性の戦闘参加が軍の「能力主義」を損なったと批判する発言を繰り返していた。