木内登英さんの経済視点は「トランプ関税による米国景気不安」で、「経済指標は下振れている。原因はトランプ関税。トランプ関税は相手国の経済は悪くするがアメリカ国内の経済は悪い影響がないとしていた一方で長期金利が上がってきている。トランプトレードの巻き戻しが起こっている。景気不安はソフトデータの所が多い。トランプ政権はバイデン政策の失敗による物価高の流れを変えることを国民に訴えて選挙に勝った。トランプの政策自体が物価高になると国民は失望に変わる。来年の中間選挙にマイナスとなる。不安が高まるとトランプ関税も修正になる動きが出てくる」などと話した。諸我さんの経済視点は「JGB」で、「日本国債の動向をより深くみる。日本の経済指標の発表後にドル円が大きく動くことがある。JGBの動きを期待したもの。JGBはアメリカ国債との連動性が高い。日米の金融政策の違いから足元では相関が薄れている。再建としてのJGBの独自性が強まっている。ボラティリティも上昇。今後の相場変動への期待が高まる。ヘッジファンドの参入が更に増えてJGBの動きが株価、ドル円にボラティリティの上昇といった形で影響する」と話した。