アメリカがウクライナに対して軍事情報の共有などの支援停止について、トランプ政権でウクライナ特使を務めるケロッグ氏は6日に講演し「戦闘の終結に向け協力するよう圧力をかけることが目的」だと説明。ロイター通信が米政府高官の話として「トランプ政権がロシアによる軍事侵攻を受けてアメリカに逃れてきた24万人にのぼるウクライナ人の一時滞在資格の取り消しを検討している」と報じた。この措置についてトランプ大統領は「彼らを傷つけようとしているわけではない」などとしたうえで、早期の停戦実現させるためにウクライナに対し歩み寄るよう改めて求めた。またサウジアラビアでプーチン大統領と首脳会談を行う可能性について問われ、直接の言及は避けサウジアラビアに今後1ヶ月半ほどのうちに行くとした。