- 出演者
- 伊藤隆佑 村瀬健介 國本未華 日下部正樹 山本恵里伽
オープニング映像。
「異常な暑さ エネルギー貧困の現場」「戦中写真は語る 掲載不許可の理由」などラインナップを伝えた。
李在明大統領の来日は日韓の首脳が互いの国を往来する「シャトル外交」の第1弾と位置づけられていて、韓国大統領が最初の二国間訪問先として日本を訪れるのは初めて。先程から始まった会談では経済など幅広い分野での協力強化、北朝鮮をはじめ地域情勢での連携を確認する見通し。このあと両首脳は共同で会談成果を発表する。
現在、アメリカの首都ワシントンにはトランプ氏が訴える治安対策強化のもと、約2000人お州兵が派遣されている。この州兵について国防総省関係者は22日、「まもなく軍支給の武器を持って任務にあたる」と明らかにした。ヘグセス国防総省が武器携行を指示したとしている。
気象情報を伝えた。
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- 福島市(福島)
熱中症の救急搬送者数は去年を上回っている。ひなた在宅クリニック山王の田代和馬院長によると、熱中症患者の往診やその後のケアが激増している。都内で一人暮らしをしている男性は月10万円の生活保護を受給。家賃や食費で手元にはほとんど残らず、エアコンも買えない。調査によると約1割の世帯が、必要なエネルギー費用の支払いが困難なエネルギー貧困の状態にある。東京23区で熱中症による屋内での死亡例のうち84.3%がエアコンを使っていなかった。自分は大丈夫だと考えている人が多いのも危険。エネルギー貧困の人たちの命を暑さから守る有効な政策がないと専門家は指摘する。
1938年、大阪毎日新聞のカメラマンが撮影した戦地の日本兵。この写真は軍の検閲で掲載不許可になった。毎日新聞大阪本社のアーカイブ室には日中戦争から太平洋戦争にかけての戦中写真が並ぶ。657人の特派員が6万点の写真を撮影し、91人が殉職した。検閲による不許可のスタンプが多い。国平幸男カメラマンの長男・雅宏さんは父と同じ元毎日新聞カメラマン。生涯カメラマンだった国平氏は晩年、戦地の幻想にとらわれていたという。
終戦前、毎日新聞の写真部員らは奈良市・王龍寺に全ての戦中写真を密かに運び込んでいた。戦後、戦争犯罪の証拠となることを恐れ、軍部は新聞各社に写真の廃棄を命じた。多くの新聞社で写真が失われたが、毎日新聞の戦中写真は守り抜かれた。ノートルダム清心女子大学の貴志俊彦教授は、毎日戦中写真は歴史的価値が特に高いと話す。新聞社が戦意高揚のため軍に利用されていく様も浮かび上がる。現代に続くフェイク写真の存在も明らかに。取材対象に肉薄しようとする特派員と報道機関を利用しようとする軍部の利害が一致して、フェイク写真が生まれた。
1945年4月、鹿児島県の知覧飛行場で撮影された、高等女学校の生徒たちが特攻機を見送る写真。撮影したのは早川弘カメラマン。長男・巌さんは女学生の息子・桑代照明さんと知覧飛行場の跡地を訪ねた。この写真にはやらせや合成を疑う声がある。桑代さんの母・チノさんはやらせを否定した。戦後80年の今年、毎日戦中写真が一般公開されている。軍の統制下にあった報道機関は最前線の悲劇を伝えきれていないことが分かる。6万点の戦中写真がアーカイブ化されたことで、戦争の実像を考えるスタート地点に立てた。戦争にはプロパガンダ・フェイクニュースがつきまとう。記録を残して後世まで検証し続けなければならない。
戦中写真の多くは軍のプロパガンダに沿う形で撮影された。誰がどこでいつ撮影した写真なのか、検閲・加工の指示があったのか、詳細な関連情報が分かる形でアーカイブされたことは、当時の戦争報道の実像に迫る重要な手がかりになる。
世界バレー女子日本代表はカメルーン戦に向けて当日練習を行った。注目は佐藤淑乃。15年ぶりのメダルを懸けた戦いが間もなく始まる。
夏の高校野球決勝。沖縄尚学が日大三に勝利し、沖縄県勢15年ぶりの優勝。
報道特集の次回予告。
エンディングの挨拶。