戦闘が続くウクライナの和平交渉をめぐり、アメリカのトランプ大統領は「露と交渉の方が簡単」だと述べた。ロシアに対しては大規模な制裁・関税を検討していることを明らかにした。トランプ氏はSNSで「ロシアが現在、戦場でウクライナを徹底的にたたいている」と指摘し、和平合意が成立するまで「ロシア側に対し大規模な金融制裁や関税を課すことを強く検討」していると投稿した。その上でロシアとウクライナに対し「手遅れになる前に交渉の席に着け」と呼びかけた。来週には米・ウクライナ政府高官による協議が行われる予定で、和平合意に向けロシア側にも圧力をかける狙いがある。